- 法律は役人がつくる
「法律をつくるのは国会」 この中学で学んだ知識以上のことを学ばず、大人になった人はおそろしく多い。 しかし現実、国会議員が創る法律は、全体からするとわずかに過ぎない。 さらに、そうした議員立法が成立し、晴れて法律となる割 […]
- 取締りがなくても事故は減る
記者クラブを通じて報道されるのは、センセーショナルな大事故ばかりだ。だから、交通事故と聞くと、多くの人がそうした悲惨な大事故をイメージしがちである。 しかし現実、悲惨な大事故は、極々一部に過ぎない。 人身事故の要件 人が […]
- 飲酒運転=危険ではない
民間企業の「嘘・大げさ・紛らわしい広告」は、JAROに審査され、該当すれば指導を受ける。 一方、各省庁が発する国としての「広報」に審査はない。 ここでは、飲酒運転の危険性を過剰にアピールする警察広報を題材にして、「広報」 […]
- 飲酒運転根絶!のウソ
左の表は神奈川県警の検挙ノルマである。飲酒運転に対する厳罰化が進むに反し、検挙目標が大きく減らされていることが一目瞭然だ。なお、都道府県警察は警察庁の施策を横並びに実施するだけなので、すべての都道府県警察が同じ傾向で設定 […]
- 飲酒運転根絶が国策となった理由
2001年、警察庁が策定した飲酒運転の罰則強化を織り込んだ道路交通法の改正案は、異例のスピードで施行された。以後10年以上、飲酒運転に対する怒涛の厳罰化が続けられている。 警察庁が厳罰化を強行したのには、差し迫った理由が […]
- 偽りの三権分立
政府(Gevernment)とは霞ヶ関の中央省庁 いつしかテレビのニュースキャスターは、国家として為された意思決定の主語を「政府自民党」と言うようになった。しかしながら、本来の「政府」は、国の統治システムそのものを示す言 […]
- 日本の道路は便所と同じ
「トイレをきれいにご利用いただきありがとうございます」 僕の記憶によれば、これは1990年頃からローソンが始めたトイレでの啓発だ。 この啓発は広く受け入れられ、コンビニはおろか、全国の公共トイレに広がった。 ローソン以前 […]
- 国家の正体
日本は民主主義国家ではない 「日本は世界でもっとも成功した社会主義国家」 社会主義国家だったソ連のゴルバチョフ書記長をはじめ、複数の識者が、日本は民主主義国家ではなく、実質的には社会主義国家であると指摘している。 「(日 […]
- 黒幕は警察庁(地方自治に寄生する警察)
おおくの都道府県において、県庁の庁舎より警察本部の庁舎の方が立派だ。市町村が古い庁舎で我慢しているのに、警察署がやたらと立派なケースも少なくない。 こうなってしまうのは、警察の運営に関する権限が都道府県にも市町村にも存在 […]
- 闇の警察署長
警察署の署長には、相当な権限が委ねられている。しかし、芸能人の一日警察署長が脚光をあびることはあっても、警察署長本人が表舞台に出ることはほとんどない。また、警察署長が、地域の治安にかかわる権限をゆだねられた部署の長として […]