ラジオが交通安全を繰り返す理由

ラジオが15分おきに交通安全標語のようなフレーズを繰り返すのは、警察の天下り団体のJARTICから情報を仕入れているからである。 「ドライバーさん、安全運転でお願いします」 「携帯電話はクルマを止めてから」 アナウンサー […]

週刊誌が行政批判を止めた理由

「母屋はお粥、離れはしゃぶしゃぶ」 2003年に当時の塩川財務大臣は、政治の影響が及びにくい特別会計で、役人が無駄使いをしているとわかりやすく批判した。 2009年ころまでは、政治家だけでなく、週刊誌のなかには、役人の無 […]

ドライバーの不満が世論にならない理由

ドライバーの不満が世論にならない原因として象徴的なのは、JAFが警察の天下り団体であることだ。まずは海外のドライバー団体の発生経緯と活動を確認しよう。 海外のドライバー団体 海外では、利用者団体が利用者の利益を守るための […]

交通取締りに交通安全の効果はない

「取締りの効果で死者が減った」 交通事故による死者数が減少傾向を示し始めた2002年以降、こんな広報が毎年おこなわれている。そして残念なことに、極めて多くの人たちが、それを事実であるかのように錯覚している。そこで、懲罰に […]

暴走族は警察に利用されている

クルマに対する嫌悪感を増長する暴走族は、警察の存在意義を高める材料として、警察に利用されている。 暴走族を根絶する方法 警察にとって、ほんとうは暴走族の根絶など簡単なことである。 警察には、交通取締りだけでなく、交通規制 […]

公安委員会に実態はない

民主主義国家においては、規制をする側は、規制される側の意見に耳を傾ける必要がある。しかし、日本で交通規制の権限を牛耳る警察に、ドライバーとライダーの意見を聞く耳はない。 図表に示したとおり、警察が実態のない公安委員会に責 […]

警察への苦情は無駄

公安委員会に実態はないにも示した通り、警察には組織の中枢に問題がある。 それなのに、警察官僚は決してその問題を認めようとしない。そして、枝葉に起きる不祥事に対し、次の言葉を繰り返すばかり。 「警察官としてあるまじき行為で […]

取り締まりのための取り締まりがなくならない理由

警察官が速度取締りを正当化する論拠は次の3つである。 速度規制は適正である。 取締り区間において、悲惨な事故が発生した、ないし交通事故が多発している。 交通事故をなくすため、ないし減らすために交通取締りを行っている。 速 […]

交通安全運動の目的は警察権威の回復

交通安全運動の目的は、以前は警察権威の回復であった。現在の主たる目的は、「取締りによって事故が減った」という警察発表を裏付けるデータを作ることである。 全国一律の取り締まりノルマ 交通取締りにノルマが存在することを、神奈 […]

死亡事故多発の印象操作

日本全国のあらゆる道路には、「死亡事故多発」「緊急対策実施中」の電光掲示板が設置されている。テレビやラジオでは、「交通ルールを守りましょう」。警察施設に貼られたポスターでは、「交通違反は犯罪」。これら交通安全スローガンの […]