僕は捕まるのが怖くてシートベルトをするのではない

僕は、取締りが怖くてシートベルトを締めているのではない。

運転席や助手席では、自分の身を守るためにシートベルトをする。

2008(H20)年から後席での着用が義務化されたことは知っている。しかしながら、少なくとも一般道において、後部座席でシートベルトをしようとは思わない。

「シートベルトをする乗客がいるんですか?」

久しぶりに乗ったタクシーで聞いたら「この前ひとりいたんだよ」と運転手は笑っていた。

その一方、交通違反の取締り件数は、シートベルト着用義務違反が最も多くなっている。そして警察庁は、「取締りの成果でシートベルトの着用率が上がった」と自画自賛の広報を続けている。

つまり、ドライバーの自発的なアクションではなく、警察の強制力による効果をアピールしているのである。

自分の身を自分で守る意識のあるドライバーは、こんな取締りと広報を続ける警察をさげすんでいる。

警察広報の問題の記事リスト

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テレビが扱うネタには、視聴率が取れるものと取れないものがある。わかりやすい事件は視聴率がとれるが、わかりにくいニュースは視聴率がとれない。また、刺激的な事件は視聴率がとれるが、刺激の少ないニュースは視聴率がとれない。 だ […]

新聞が警察を批判しない理由

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批判されることはあっても賞賛されることのない日本独自の取材制度が記者クラブである。 各都道府県の警察本部庁舎には、記者クラブ専用のラウンジが存在し、そこに行けば、大衆の興味をそそる事件ネタを得ることができる。こうして、警 […]

ラジオが交通安全を繰り返す理由

反則金の行方

ラジオが15分おきに交通安全標語のようなフレーズを繰り返すのは、警察の天下り団体のJARTICから情報を仕入れているからである。 「ドライバーさん、安全運転でお願いします」 「携帯電話はクルマを止めてから」 アナウンサー […]

週刊誌が行政批判を止めた理由

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「母屋はお粥、離れはしゃぶしゃぶ」 2003年に当時の塩川財務大臣は、政治の影響が及びにくい特別会計で、役人が無駄使いをしているとわかりやすく批判した。 2009年ころまでは、政治家だけでなく、週刊誌のなかには、役人の無 […]

ドライバーの不満が世論にならない理由

japanese_government

ドライバーの不満が世論にならない原因として象徴的なのは、JAFが警察の天下り団体であることだ。まずは海外のドライバー団体の発生経緯と活動を確認しよう。 海外のドライバー団体 海外では、利用者団体が利用者の利益を守るための […]

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交通取締り

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暴走族は警察に利用されている

暴走族

クルマに対する嫌悪感を増長する暴走族は、警察の存在意義を高める材料として、警察に利用されている。 暴走族を根絶する方法 警察にとって、ほんとうは暴走族の根絶など簡単なことである。 警察には、交通取締りだけでなく、交通規制 […]

死亡事故多発の印象操作

恐怖に訴える警察広報

日本全国のあらゆる道路には、「死亡事故多発」「緊急対策実施中」の電光掲示板が設置されている。テレビやラジオでは、「交通ルールを守りましょう」。警察施設に貼られたポスターでは、「交通違反は犯罪」。これら交通安全スローガンの […]