日本のドライバーが横断歩道で止まらない理由

西洋の国を旅行した人の多くは、横断歩道でほとんどのクルマが止まってくれることに気がついたはずだ。

日本では、横断歩道を渡ろうとする人がいても、ほとんどのクルマが止まろうとしない。

この違いが生まれるのは、いざ事故となれば、悪者にされるのはクルマを運転する側であることを多くのドライバ-が知っているからだ。日本の警察が、横断歩道上の事故であろうが、高速道路上の事故であろうが、一律にドライバーを悪者にしていることを、ニュースで学習しているのである。

交通安全の記事リスト

取締りがなくても事故は減る

ロード・シェアリング

記者クラブを通じて報道されるのは、センセーショナルな大事故ばかりだ。だから、交通事故と聞くと、多くの人がそうした悲惨な大事故をイメージしがちである。 しかし現実、悲惨な大事故は、極々一部に過ぎない。 人身事故の要件 人が […]

日本の道路は便所と同じ

日本の道路は便所と同じ

「トイレをきれいにご利用いただきありがとうございます」 僕の記憶によれば、これは1990年頃からローソンが始めたトイレでの啓発だ。 この啓発は広く受け入れられ、コンビニはおろか、全国の公共トイレに広がった。 ローソン以前 […]

交通取締り運動反対!

交通取締り運動反対!

交通安全運動が交通取締り運動になってしまうのは、警察が「取締りをすれば事故が減る」というデータを作るためである。 今年もまた、交通安全運動ならぬ交通取締り運動が始まった。 闇の警察署長 テレビ・新聞・ラジオはこの警察イベ […]

日本のドライバーが横断歩道で止まらない理由

西洋の国を旅行した人の多くは、横断歩道でほとんどのクルマが止まってくれることに気がついたはずだ。 日本では、横断歩道を渡ろうとする人がいても、ほとんどのクルマが止まろうとしない。 この違いが生まれるのは、いざ事故となれば […]

僕は捕まるのが怖くてシートベルトをするのではない

シートベルト違反に取締り

僕は、取締りが怖くてシートベルトを締めているのではない。 運転席や助手席では、自分の身を守るためにシートベルトをする。 2008(H20)年から後席での着用が義務化されたことは知っている。しかしながら、少なくとも一般道に […]