衝突安全ボディの普及

衝撃吸収ボディ

衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンと、高強度キャビンの組み合わせによって、衝突時の安全性を高める。いまでは、軽自動車を含めて、衝突安全ボディを謳わない車両はないに等しいほどに普及している。

1980年まで、日本車はボルボやベンツに代表される欧州車に対し、安全性能で大きく遅れをとっていた。欧州メーカーが積極的に衝突試験を行い、安全性を高める工夫をおこなっていたのに対し、日本の自動車メーカーがそれを怠ってきた結果である。現在の日本車は、安全性能で欧州メーカーに匹敵するレベルに達している。

地味な機能ではあるが、新しいクルマと古いクルマでは、安全性能に大きな差が存在する。1959年製と2009年製のクルマを衝突させることによって、安全性能の差を実感できる秀逸な動画がある。

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エアバッグの普及

エアバッグ

日本車で初めてエアバッグを搭載したのは、1987年に発売されたホンダ・レジェンドだ。1990年台に急速に普及し、助手席エアバッグも当たり前になった。現在では、軽自動車の低価格モデルでさえ、エアバッグは標準装備となっている […]

サイドドアビーム

サイドドアビーム

サイドドアビームは、今となっては当たり前の安全装備だ。しかし、一般的な装備となっていったのは、バブルが崩壊した後である。 バブル全盛の時代において、消費者の優先順位は、1にスタイル、2にパワーであった。安全性能を気にする […]

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シートベルト・リマインダー

シートベルトリマインダー

シートベルト未装着を知らせるシステム 2003年に初登録された私のスバル・レガシィに、シートベルトの警告灯はあるが、アラームは付いていない 2005年以降に製造されたすべてのクルマには、運転席にシートベルト装着アラームが […]