僕は捕まるのが怖くてシートベルトをするのではない
投稿日 : 2015年4月28日
最終更新日時 : 2015年4月28日
作成者 : webpbi
カテゴリー : 警察広報の問題, 交通安全
僕は、取締りが怖くてシートベルトを締めているのではない。
運転席や助手席では、自分の身を守るためにシートベルトをする。
2008(H20)年から後席での着用が義務化されたことは知っている。しかしながら、少なくとも一般道において、後部座席でシートベルトをしようとは思わない。
「シートベルトをする乗客がいるんですか?」
久しぶりに乗ったタクシーで聞いたら「この前ひとりいたんだよ」と運転手は笑っていた。
その一方、交通違反の取締り件数は、シートベルト着用義務違反が最も多くなっている。そして警察庁は、「取締りの成果でシートベルトの着用率が上がった」と自画自賛の広報を続けている。
つまり、ドライバーの自発的なアクションではなく、警察の強制力による効果をアピールしているのである。
自分の身を自分で守る意識のあるドライバーは、こんな取締りと広報を続ける警察をさげすんでいる。
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